今年は鈴虫が沢山鳴いて季節の移ろいを楽しませてくれます。
それにしても色々な虫が心地良い音を出しています。少し離れた田んぼからは時折カエルがゲコゲコ♫
庭からリーンリーン♩ ギイギイ♪とお祭り騒ぎ。
あの様な自然な音を求めて数十年。いつも私の一番の先生は自然。
ある時は海へ通い ある時は渓流の源流まで ある時は馬と山に入り そして森と戯れ
静寂の世界が好きだ。むかしインド洋に浮かぶ建物ひとつない無人島で過ごした一週間。
静寂とはなんぞや？
喧騒が苦手で何も音がしないところがお気に入り。しかしこれは大都会に限っての話。東京育ちの私には音の無い静かな所で暮らす事を夢見ていた。
無人島では夜になると波の音しかしないと思ったらジャングルから色々な音を発している事に気が付いた。重低音がずっと響いている。獣の声も聞こえて来た。海もジャングルも響いていた。
さまざまの自然音に囲まれて将来へ踏み出せないでいた自身の不安や悩み続けていたが日々癒されて行くのを感じた。
そして夜空には無数の星がうごめいていて恐ろしささえも感じた。そしてひっきりなしに流れ星が飛んでいる。その時なぜか顕微鏡で覗いた微生物の様を思い出した。
横にいる友人は同じ空を眺めながらも、まるで違うものを見ている様に事細かく実況中継してくれる。
「あ〜そんなんだな 同じもの見ても 皆んな見えているものって違うし それで良いんだな」と思えた。何かが解放された一瞬だった。そんな20才の頃の事を思い出しました。
こんな夜は練習がはかどるな〜♫
それにしても高いから離れて田舎の方が夜は騒がしいな〜 ケロケロ リンリン
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