ギターとピアノ結構対照的な楽器なの?
ギターはとても原始的⁉︎ ピアノはとても機械的⁉︎
ピアノはドレミが整然と並んでいてわかりやすい。
ギターのドレミの場所は想像がつかない?
ギターは奏者の左側のフレットから半音ずつ左から右に向かって音が半音高くなってゆきます。
ギターは弦が6本あります。それぞれお隣の弦と弦はある音程差で調弦されています。
この組み合わせを順序立てて学習を進めて行くと音の配列はシンプルに成り立っていることに気がつきます。
ギターの場合、先ずは一本の弦で上がったり下がったりして音高が変化する現象と自身の感覚を結びつけて行くのが良いと思います。
相対的な法則性を感覚にインストールすることです。右行くと高くなり左に行くと低くなる。 フレットお隣同志の音程。優しく爪弾くと音が変化する等。
ピアノも向かって左から右に向かって音が半音高くなってゆきます。
ピアノの場合もメソッドは様々ではありますが、当教室のレッスン導入期は年齢にかかわらず先ず最初にピアノと私(身体)の関係性の確立。ピアノに向かってどこに座るのかを定めて行きます。
手の形(型)を身体で覚え音をたくさん扱う事。鍵盤の巾や感触を感覚で学んで行きます。ハ長調はあまり時間はかけずト短調は初期から扱います。相対力的な感覚をインストールすることです。
楽譜の事は適宜タイミングを見て扱う様にしています。
当教室ではピアノ始めて3ヶ月〜6ヶ月の大人の方はペンタトニック音階を使った簡単な曲を全ての調に移調する事が出来始めます。移調をゲーム感覚で行います。
私の口癖は「楽譜通りに弾くのは何と無く屈辱的ではないでしょうか?」と冗談で言ったりしてますが、
生徒さんは笑いながら「いえいえ このままで良いかと思いますが….」と微笑みながらも移調は毎回上手になって行きます。
ポイントは自主的に練習を作ってしまう事です。楽譜に書かれている事が弾けた時が本当のお稽古の入り口です。遊びと一緒です。こうしたらもっと面白いな! 楽しいな! 綺麗だな! などの発想が大切です。それらを一つづつ体現して行きます。あまり細かい事は気にしない事も大切ですね。
つづく

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